ワトソン心理学の始まり
まず、俺様が説明するのは、このワトソン心理学の始まりだ。このジョン・ブローダス・ワトソンって奴は、アメリカ合衆国の心理学者で、行動主義心理学の創始者だぞ。彼が提唱した心理学は、行動を重視するアプローチで、これまでの心理学とは一線を画したものだ。
行動主義心理学ってなんだ?
次に、俺様が教えてやるのは、行動主義心理学の大まかな内容だ。行動主義心理学は、人間の行動を客観的に観察できるものとして研究対象にし、その行動がどのような刺激によって引き起こされるのか、どのような反応が出るのかを調べる学問だ。
ワトソンの有名な実験
ワトソンは、アルバート坊やの恐怖条件付け実験で有名だぞ。この実験では、アルバートという名前の赤ちゃんに、白いネズミと同時に大きな音を鳴らすことで、白いネズミを恐れるようになるという結果を示した。この実験によって、条件付けという概念が生まれたんだ。
条件付けって何だ?
条件付けとは、ある刺激が別の刺激と関連付けられ、その結果として新たな反応が生じる現象だ。パブロフの犬の実験も有名だろう。餌を見るだけでよだれを出す犬に、餌と同時に鐘の音を鳴らす。すると、そのうち鐘の音だけでよだれが出るようになるんだ。これが古典的条件付けだ。
ワトソンの子育て論
俺様が次に教えてやるのは、ワトソンの子育て論だ。ワトソンは、子どもの行動や性格は、遺伝よりも環境が大きな影響を与えると主張した。つまり、子どもがどのような大人になるかは、親が与える環境や教育が大事だってわけだ。
行動主義心理学の批判
だが、行動主義心理学には批判も多い。内観法を排除し、行動だけを研究対象にしたため、心の働きや感情、思考といった重要な側面が無視されていると言われるんだ。また、人間を単なる反応機械として扱うことにも問題があるとされる。
俺様流まとめ
さて、俺様流にワトソン心理学を解説したが、どうだった?ワトソンは、行動主義心理学を提唱し、人間の行動や性格は環境や教育が大きく影響すると主張した。しかし、行動主義心理学には、心の働きや感情、思考を無視しているという批判もある。とはいえ、彼の理論は心理学の歴史に大きな影響を与えたことは確かだ。初心者でも理解できる俺様流解説で、ワトソン心理学の基本がわかったはずだぞ!